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チェーン・ストークス呼吸

心不全により循環に時間がかかると、動脈血のPaCO2の変化が中枢化学受容体に伝わるのに時間がかかる。 ・PaCO2の低下を調整しようとして呼吸数を減らすと、逆にPaCO2が上昇しすぎているという変化が受容体に伝わるのに時間がかかる(逆も然り)その結果、頻呼吸とゆっくりした呼吸を繰り返す。

左室駆出率(left ventricular ejection fraction:EF)・収縮性心不全

左室の一回駆出量=左室拡張終期容積ー左室収縮終期容積 左室駆出率=駆出量/左室拡張終期容量×100(%) ・正常者の値はおよそ67±8% ・広義の収縮性心不全はEF≦50% 収縮性心不全の原因 ・虚血性心疾患 ・拡張型心筋症 ・進行した弁膜症(AR,AS,MR) ・内分泌疾患(糖尿病性心筋症など) ・浸潤性疾患(心臓アミロイドーシス、サルコイドーシスなど) ・薬剤(心毒性のある薬剤) ・収縮性心不全では、左室リモデリングに好影響(EFの増加、左室拡張終期容積の減少、左室収縮終期容積の減少)を与えると、長期生存率の改善に繋がる ・収縮性心不全が進行すると、左室の形状が細長い楕円球から球状に変化する。これにより僧帽弁輪の拡大や乳頭筋の偏位が起こり、僧帽弁逆流が発生する。これにより左房拡大が進行し、心房細動により、心不全がさらに悪化する可能性がある。